藤田ニコルさんプロデュース 唐揚げ「ニコカラ」渋谷109で発売、国産鶏肉「桜姫」使用/日本ハム

SHIBUYA109地下2階「IMADA KITCHEN」で販売している「ニコカラ」(東京都渋谷区)
日本ハムのオリジナル国産鶏肉ブランド「桜姫」を使い、モデルの藤田ニコルさんがプロデュースしたピリ辛ディップの新感覚のからあげ「nicokara(ニコカラ)」が、3月15日から4月27日までの期間限定で東京都渋谷区のSHIBUYA109地下2階「IMADA KITCHEN」で発売された。

SNSやテレビ、雑誌などで若者を中心に高い人気を誇る藤田さんと、SHIBUYA109の絶大なトレンド性を背景に、「からあげ」「桜姫」の魅力を発信していく。

「IMADA KITCHEN」は、(株)SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者向けフードブランド開発事業で、“未だ”世に出ていない渋谷発のオリジナルフードを生み出すプロジェクト。

過去にはカリスマ動画クリエーターkemioさんが豆腐味のソフトクリームをプロデュースした。今回の「nicokara」は第6弾の商品となる。高校在学中から「からあげ部」に在籍し、毎日のように食べていたと「からあげ好き」を標榜する藤田さん。「プロジェクト開始にあたって立ち上げられた『にこるんからあげ部』の部長として、商品の味はもちろん、ディップソースの選定、パッケージデザインに至るまでトータルで監修し、こだわりを持って7カ月間かけて開発した」(SHIBUYA109エンタテイメントマーケティング戦略事業部業態開発部才冶雄一さん)。

プロジェクト開始に当たっては原料の選定・アドバイスなど日本ハムに白羽の矢が立てられた。原料は「桜姫」のムネ肉を使用、かわいらしさと桜をイメージさせるため、みじん粉をまぶしてピンク色のからあげに仕上げた。

商品はこのピンク色のからあげと通常のからあげの2種類とポテトがセットになり、「スイート&サワークリーム」「コチュジャンマヨネーズ」「ヤンニョムソース」の選べる3種類のディップで楽しむことができる。ボリュームもあるため、友達とシェアしても満足できる商品となっている。税別480円。

3月15日に「IMADA KITCHIEN」で開かれたPRイベントでは、藤田さんが登場し「食品をプロデュースするのは初めてだが、とてもかわいいものが出来た。『タピオカ』の次(のブーム)はからあげが来ると思っている。こだわりは、とにかく『桜姫』のおいしさ。渋谷を歩いている人全員に食べてもらいたい」と笑顔を見せた。

「ニコカラ」をプロデュースする、モデルの藤田ニコルさん

(上に画像が表示されます・文字を入力します)

日本ハム食肉事業本部フード・物流事業部事業管理室食肉マーケティング課の渡邉真課長は「桜をイメージさせるピンクのからあげで、かつディップに付けて食べるコンセプトにかなうため、一口サイズでしっとりと柔らかい食感で、かつ脂がくどくなり過ぎないようにするため『桜姫』のムネ肉を使用した。塩味の加減など、商品開発に当たって藤田さんからはいろいろダメ出しもいただいたが、見た目・味わいも満足できるものができた」と述べている。「nicokara」は、「IMADA KITCHIEN」での販売のほか、SHIBUYA109店舗でのディスプレイ掲示や放送でもアピールされる。
 
〈畜産日報2020年3月17日付〉