「こてっちゃん牛もつ鍋」ニンニク増量でうまみとコクUP、新ブランド「旨美鍋」シリーズ立ち上げ/エスフーズ2021年秋冬商品

エスフーズ「牛もつ入りキムチ鍋スープ」
エスフーズは2021年秋冬に向け、新商品・リニューアル品を展開している。

今秋は牛もつなどの具材が入った鍋スープを強化。「こてっちゃん牛もつ鍋」シリーズでニンニクを1.5倍に増量してうまみとコクをアップさせたほか、女性をターゲットにした新ブランド「旨美鍋(うまびなべ)」シリーズを立ち上げて拡大傾向にある鍋市場に対応している。

“おうち外食”をコンセプトに専門店の味に限りなく近づけた「極亭(きわみてい)牛もつ鍋」シリーズでは、国産牛脂を1.5倍にしてコクとうまみをアップさせた。また、ヨコ置きとタテ置きのどちらにも対応可能なパッケージにリニューアルしている。

販促では2021年11月1日から2022年1月28日の期間、「こてっちゃん牛もつ鍋」シリーズと「旨美鍋」シリーズの計4品を対象商品とした「おうちでお鍋!家計応援キャンペーン」を実施。対象商品を購入してレシート画像をLINEで送ると、VJAギフトカード3,000円分が300人に当たる。

主な新商品・リニューアル品・一押し商品は次の通り。

▽「こてっちゃん牛もつ鍋」シリーズ=野菜(ニラ、キャベツ)を入れて煮込むだけで、簡単に牛もつ鍋を作ることができるシリーズをリニューアル。ニンニクを1.5倍に増量して、うまみとコクをアップさせた。今年も牛もつを20%増量(2019年比)しており、満足感のある食べ応えが特徴となっている。今秋は、本醸造醤油・九州醤油・枕崎産かつお節だし・焼きあごだし・昆布だしを使ってコクの増したスープに仕上げた「醤油味」、米味噌・赤味噌・麦味噌の3種類の味噌に魚介だしをあわせ、すりごまとねりごまを加えてよりコクの増した「味噌味」の2品を展開している。

▽「旨美鍋」シリーズ=牛もつや鶏つくねなどの肉入りなので、野菜を入れて煮込むだけで簡単に調理することができる。野菜のうまみ(グルタミン酸)と動物性たんぱくのうまみ(イノシン酸)の相乗効果による深いうまみにこだわっている。「牛もつ入りキムチ鍋スープ」は、魚醤やかつおエキスなどの魚介系と、ポークやチキンエキスの畜肉系のうまみをベースに、おろしニンニク、韓国産コチジャン、豆板醤を使って深いうまみのあるスープに仕上げている。「国産鶏つくね入り鶏白湯鍋スープ」は、2種類のチキンエキスのうまみをベースに、おろしショウガ、ニンニク、岩塩を使用したほんのりショウガが香る深いうまみのあるスープに仕上げている。

エスフーズ「国産鶏つくね入り鶏白湯鍋スープ」

エスフーズ「国産鶏つくね入り鶏白湯鍋スープ」

▽「極亭(きわみてい)」シリーズ=ボリュームや味にこだわったちょっと贅沢な具材入りの鍋スープシリーズでは、3品をラインアップしている。国産牛脂を増量することで、コクとうまみをアップさせた。それぞれ好みの辛さに調整できる輪切り赤唐辛子を添付。いずれも専用のだしで下味をつけた牛もつ(アメリカ産牛小腸)入り。「博多名物 牛もつ鍋 醤油味」は、焼きあごやかつおなど5種の魚介だしに、たまり醤油と鶏がらを合わせた深いうまみのスープが特徴。「博多名物 牛もつ鍋 味噌味」は、焼きあごだしと3種の味噌(白味噌・米味噌・長熟赤味噌)、風味のよいねりごま、焼きあごのうまみを合わせて、深いコクのあるスープに仕上げている。「旨辛牛ホルモン鍋」は、赤味噌と韓国産コチジャンをベースに畜肉のコクと魚介のうまみが合わさったコク深い旨辛スープが特徴となっている。同シリーズでは冷凍タイプも展開している。
 
▽「お手軽スタミナ食堂」シリーズ=常温保存ができ、賞味期限が240日と買い置き需要にも対応しているシリーズから、「旨みをきかせた牛塩もつ煮込み」を発売。鶏と和牛のコク・うまみをきかせただしをベースに、ニンニク・ショウガを加えて深みとうまみのある味に仕上げている。また、既存商品の「具だくさんもつ煮込み」「こってり仕上げた牛もつ煮込み」「じっくり仕込んだ牛すじ煮込み」もそれぞれブラッシュアップしている。
 
〈畜産日報2021年9月13日付〉