伊藤ハム 家庭用ハム・ソー・調理加工品、業務用商品を2022年3月1日納品分から値上げ

伊藤ハムは12月10日、2022年3月1日納品分から商品価格を改定すると発表した。

〈関連記事〉日本ハム 2022年2月1日から値上げ、家庭用商品・業務用商品・冷凍食品で商品規格変更、納品価格を改定

対象商品は家庭用ハム・ソーセージ110品目、家庭用調理加工商品60品目、業務用商品60品目。ナショナルブランド商品として展開している全商品が価格改定の対象となる。

価格改定幅はハム・ソーセージ・調理加工食品(麺類除く)4〜12%、麺類4〜14%。

伊藤ハムでは今回の価格改定理由について、畜肉や小麦粉などハム・ソーセージや調理加工食品の原料・補助原材料の価格が、2020年後半以降一段と高騰しており、今後も上昇することが見込まれる。エネルギーコストも著しく増加しているほか、資材品費用、物流費や労務費などの経費も上昇している。全社をあげて効率化を推進してコストの抑制に努めてきたが、コスト上昇分を企業努力で全て吸収することは極めて困難な状況であり、品質のさらなる向上や安全・安心な商品を届けるために納品価格の改定・商品規格の変更を実施することとしたとしている。

〈畜産日報2021年12月13日付〉