オハヨー乳業と関連会社オハヨーバイオテクノロジーズは1月29日都内で、口腔ケアとバクテリアセラピーをテーマにセミナーを開き、約150人が世界で活躍する歯科博士スヴァンテ・ツェットマン教授(デンマークコペンハーゲン大学)の講話に、熱心に耳を傾けた。

口腔内の環境と全身への健康に着目し、オハヨー乳業が昨秋発売した「ロイテリヨーグルト」、2月5日発売の「ロイテリお口のサプリメント」の認知拡大と、口腔ケアの重要性を発信するため開催したもの。セミナーはメディア向けと一般向けの2部構成で行い、歯科医師など口腔ケアやヘルスケアに携わる人たちなどが各地から参加した。

冒頭あいさつしたオハヨーバイオテクノロジーズの木下真専務は、歯肉炎指数を改善するロイテリ菌の特徴とエビデンスデータ、また5日発売のサプリメントも、ロイテリヨーグルト同様に機能性表示食品であることを紹介、体内の菌と共存して口腔内の菌バランスを整える近年注目の「バクテリアセラピー」の考え方と、これにロイテリ菌を活用していくこと、そして健康寿命、健康長寿につなげていく思いを強調した。

ツェットマン教授のセミナーでは、歯周病と重大疾患(肺炎、心筋梗塞、早期低体重児出産等)との関わり、口腔ケアの重要性、バクテリアセラピーの考え方や実例について講演。口腔内の細菌叢が血圧コントロールに影響していること、菌バランスが崩れることで脳卒中や心臓病など重篤な疾患を引き起こす可能性を強調し、「口腔内の健康は疾患予防にもつながる」と、乳酸菌を活用した口腔内の健康維持を呼びかけた。

なお、乳酸菌をどのくらい摂取すれば口腔内の健康につながるかの質問に対しては、EUのうち14カ国が健康維持にヨーグルト摂取を推奨していることを紹介した上で、ヨーグルトの場合は1週間に4日は摂取した方がよい(年齢によって異なる)とし、口から悪玉菌を抑制していくことを広めていこうと呼びかけた。

〈食品産業新聞 2018年2月8日付より〉