乳児用液体ミルクを西日本高速道路SA・PAで販売、「明治ほほえみらくらくミルク」も

乳児用液体ミルク「明治ほほえみらくらくミルク」
〈西日本47カ所、災害時の非常用食品としての役割も〉
明治の乳児用液体ミルク「明治ほほえみらくらくミルク」の販売が、西日本高速道路(NEXCO西日本)管轄内のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)47カ所で、9月13日から開始される。10日、西日本高速道路サービス・ホールディングスと西日本高速道路ロジスティックスが発表した。江崎グリコの「アイクレオ赤ちゃんミルク」の販売も同日から開始する。

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本格的な秋の行楽シーズンを前に、乳児をもつ親や家族が外出しやすい環境を整えるほか、災害発生時の乳児用の非常用食品としての活用を見込み、2品の取り扱いを決めたもの。

「明治ほほえみらくらくミルク」は、西日本のSA・PA47カ所で販売する。耐久性の高いスチール缶入り内容量240ml、税別247円、常温保存、賞味期限1年であり、SA・PAでの取り扱いは、高速道路の移動途中で購入できるメリットのほかに、缶入り容器であるがゆえの、万が一の災害時の非常用食品としての役割も大きく担うこととなる。江崎グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」は、西日本のSA・PA60カ所で販売。6層構造の紙パック入りで125ml、税別210円、常温保存、賞味期限は6カ月。持ち運びやすさと捨てやすさを実現している。

なお、乳児用液体ミルクは昨年8月の厚労省および消費者庁での制度改正を受け、江崎グリコが今年3月に国内で初となる国内製造の液体ミルクを発売しており、その後明治も参入。母乳が不足したり与えられない場合や、育児の負担軽減に役立ち、女性の社会進出にも貢献する商品として注目され、社会的な関心が高まっている。