雪印メグミルクは、2社が先行する乳児用液体ミルクの市場に参入する。グループ会社の雪印ビーンスタークから、200ml缶入りの「ビーンスターク液体ミルクすこやかM1」を4月下旬から全国発売する。

1月29日に消費者庁から特別用途食品の表示許可が取得でき、同日発表した。

雪印ビーンスタークは、60年以上にわたり母乳研究を続けており、今回の液体ミルクは2015年から雪印メグミルクと共同で実施している「第3回全国母乳調査」から最新の研究成果である「オステオポンチン」を配合したものとなる。このほか赤ちゃんの発育に大切な成分「DHA」「シアル酸」「母乳オリゴ糖(ガラクトシルラクトース)」「カルシウム」を配合。育児用粉ミルク「ビーンスタークすこやかM‐1」と同等の配合設計であり、粉ミルクと併用しながら災害時や外出用、夜中の授乳時などに活用できる。対象は生後0カ月から1歳の乳児。

丈夫なスチール缶入り200ml、税別215円。6缶パックは1290円。賞味期間は、現段階で行政の承認・許可を得ているのが180日だが、現在調整中で、「今後、賞味期間1年まで段階的に延長する取り組みを行っていく」(雪印ビーンスターク)。

なお先行2社の江崎グリコの乳児用液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」が紙パック入り125ml(200円)、明治の「明治ほほえみらくらくミルク」が缶入り240ml(215円)に対し、今回の「ビーンスターク液体ミルクすこやかM1」は中間の容量となる。いずれの商品も哺乳びんに移し替えて使うタイプ(明治はこの春、哺乳びん用乳首が取り付けられる専用アタッチメントを発売)であり、ユーザーは粉ミルクで使い慣れたブランドや求める容量で、それぞれ商品を選択していく流れになりそうだ。