17年度の小麦需給見通し総需要572万t、内麦82万t、輸入487万t

農林水産省は3月31日、食料・農業・農村政策審議会の食糧部会を開き、2017年度の食糧用小麦の需給見通しを諮問、原案妥当の答申を受けた。食糧用小麦の総需要は、国民1人当たり年間消費量が大きく変動していない(概ね31kg~33kg)ため、過去7か年(2010年度~2016年度)の総平均である572万t(2016年度見込み比1万t増)とした。このうち国内産食糧用小麦の供給量を、2017年産の作付予定面積(20.9万ha)、過去5年の10a当たり収量のうち最高・最低を除いた3か年の平均値(399kg)、食糧用供給割合(98.2%)を乗じて82万t(2016年度見込み比10万t増)とした。年度内流通量見通しも年内供給34万t、次年度繰越(在庫)48万tの計82万tと見通した。

詳細は本紙をご覧下さい。