あきたこまちの新CMに女優・葵わかなさんを起用/全農秋田県本部

全農秋田県本部は19日、都内であきたこまちの新CM発表会を開催、女優の葵わかなさんが登場した。

新CM「コメ天下」篇は、市女笠姿の葵わかなさんが「点火」と一言発すると、土鍋が置かれたコンロに火が点き、茶碗に盛られた炊きたてのあきたこまちを葵さんが掲げるもの。CMの音楽は秋田・横手市出身のシンガーソングライター・高橋優さんが2年連続で手掛けた。

SNSに料理の写真をアップしている葵さんは、発表会で「朝はご飯派です!」と断言。「休みの日にはなるべく料理を作るようにしていて、特に和食が大好き。ご飯や味噌汁にこだわりながら、野菜とかのバランスにも気をつけています」と熱弁した。

発表会では東京・大塚のおにぎり店「ぼんご」で店長を務める右近由美子さんも登場し、葵さんに美味しいおにぎりの作り方を伝授。全農秋田県本部運営委員会の船木耕太郎会長が葵さん特製おにぎりを食べると、「あきたこまちの粘りが本当に活きている。葵さんのおにぎりなので、忘れない味です(笑)」と満面の笑みで頬張る一幕もあった。

左=全農秋田県本部運営委員会・船木耕太郎会長、右=葵わかなさん

左=全農秋田県本部運営委員会・船木耕太郎会長、右=葵わかなさん

その船木会長は発表会の冒頭、「秋田のあきたこまちは昭和59(1984)年のデビュー以来、今日まで全国の消費者から長らくご愛顧戴いている。昨今、全国の米産地は良食味米の開発をしており、さながら美味しい米の戦国時代の様相を呈している。秋田は今年、秋田米のキャッチコピーである『美人を育てる秋田米』を表現でき、幅広いジャンルで活躍されている葵わかなさんを起用し、産地と全国消費者を結ぶアンバサダーになっていただくことにした。一人でも多くの消費者に美味しいあきたこまちを食べてもらいたい」と話した。

新CMは9月27日から秋田県内、10月8日から関東・中京・関西エリアで放映される。

〈米麦日報 2018年9月20日付より〉