新潟県産米の中国向け輸出、11月28日から解禁

米麦日報 2018年11月30日付
農林水産省は29日、中国政府が新潟県産米の輸入停止を解除したと発表した。中国政府は従来、福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質規制で、新潟を含む1都9県(宮城・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・新潟・長野)の“全ての食品”(と飼料)を輸入停止していたが、今回はその中でも“新潟県産米”のみを解禁した恰好。

輸出入・税関業務を行う中国政府機関「海関総署」が、28日付でホームページに公表した。新潟県産の籾米と玄米、指定精米工場で搗精された精米が対象で、28日から解禁となった。

〈米麦日報 2018年11月30日付より〉