いわゆる全算入生産費(資本利子・地代全額算入生産費)は、前年を0.2%下回る10aあたり12万9,337円で、過去最低を更新した。60kgあたりでは単収が減少したことから3.9%上回る15,147円となった。ちなみに60kgあたり全算入生産費は、作付規模別の最大値30ha 以上層だと10,486円になる。

また昨年から農水省は「参考」として「飼料用米生産費」も公表しており、29年産飼料用米生産費は、60kgあたり全算入生産費の平均が前年を5.3%上回る13,740円だったが、主食用米より1,407円安く生産できたことになる。

なお、ここまでは個人経営を対象とした調査で、今回は組織法人経営の平成29年産米生産費も同時公表している。それによると全算入生産費は、10aあたり10万520円で、個人経営平均を28,817円も下回る。また60kgあたりでも11,851円で、個人経営平均を3,296円下回る。

〈米麦日報 2018年12月3日付より〉