農研機構の農業環境変動研究センターは16日、APCC(韓国のAPEC気候センター)と共同で、穀物の世界的な収量変動を予測する新手法を開発したと発表した。

アジア太平洋地域の5つの主要気象機関が作成する短期気候予測を利用することで、トウモロコシ、ダイズ、コメ、コムギの収量を、世界の収穫面積の約3分の1で収穫3か月前に予測できる(ただし平年比ではなく前年比)。世界の生産国の約4分の1で、国別収量変動予測もできる。APCCでの運用を目的として、全世界の穀物を対象とする予測サービスを、農研機構がFAOなど国際機関向けに開発しており、今年から来年にかけて試験運用を予定しているという。

〈米麦日報 2019年1月17日付より〉