サタケ、ベトナムの現地メーカーLAMICO社と穀物乾燥機を共同開発、2020年に販売開始

共同開発契約調印式
(株)サタケ(佐竹利子代表)は4月22日、ベトナムの穀物加工機器メーカー・LAMICO社(ラミコ社)と穀物乾燥機の共同開発をスタートした。

共同開発契約締結は去る2月22日のこと。サタケでは昨年4月にサタケ・ベトナム社を立ち上げており、従来よりも低価格の循環式乾燥機を提供するため、現地生産を含めたコストダウンを模索していた。ラミコ社は乾燥機を含む穀物加工機器や貯蔵タンクなどをベトナム国内で製造販売しており、競合メーカー同士の両社の思惑が一致して今回の共同開発に至った。今後は乾燥制御などのソフトウェア開発をサタケが、搬送スクリューなどハードウェア開発をラミコ社が担当し、2020年初旬に低コストな中・小規模精米所向け循環型乾燥機を現地生産・販売する予定。

〈米麦日報 2019年4月24日付〉