(株)創健社(中村靖社長)は6月11日、第52期(2019年3月期)決算IRミーティングを開いた。売上高45億4,391.2万円(前期比1.0」%増)、営業利益2,354.4万円(前期は1,425.4万円の損失)、経常利益2,622.1万円(前期は961.9万円の損失)の増収増益。当期純利益は1,501.7万円(前期は134.2万円の損失)を計上した。

中村社長は、「売上は横ばいだったが、販管費を約3,000万円削減して利益を出すことができた。主に物流費の削減に取り組んだ」とする。販売動向として、有精卵マヨネーズ(出荷ベースで110万本突破)、エゴマ油(前期比20%増)、サバ缶(115%増)・イワシ缶といった魚缶詰、もち麦(65%増)が伸びた。「エゴマ油、魚缶詰はまだ品薄状態が続いており、しばらくは需要が下がらないのではないか」と見る。また、ペット・缶飲料で一部アイテムを廃止したことで売上が減少したが、「ロットが大きいため売上も見込めるが、その分廃棄ロスのリスクも大きい。今期は売上が下がるのを恐れず、利益を食い潰させないよう判断した」。

販売チャネル別では、量販店・専門小売りチェーンでの販売が増加。「面を広げる営業に力を入れている」。

2020年3月期は売上高46億円(前期比1.0%増)、営業利益2,000万円(15.0%減)、経常利益2,200万円(16.1%減)、当期純利益1,200万円(20.1%減)を計画。「売上がズンと伸びるような商材が期待できる環境ではない。このままで良いとは思っていないが、今の段階では横ばいで上出来かと思う」。パスタブランド「ジロロモーニ」については、業務用(外食)での拡販を狙う考えだ。

また、経営目標として「新たな顧客の獲得」、「利益の重視」、「配当株主優待制度」をあげ、「新規顧客の獲得を図るが、売上よりも利益を重視し、株主への配当や優待制度の拡充を図っていきたい。当社の株は派手に上下するものではなく、応援したいと思っていただいている個人株主の方に、じっくりと持っていただけるよう進めていきたい」。

〈米麦日報 2019年6月13日付〉