ヤマダイ 「ヴィーガンヌードル」担々麺・酸辣湯麺を発売、自由が丘「T’sレストラン」監修

ヤマダイ 「ヴィーガンヌードル」(担々麺・酸辣湯麺)
〈動物性食材、化学調味料、アルコール不使用〉
ヤマダイ(株)(茨城県結城郡、大久保慶一社長)は8月26日、東京・自由が丘の「T’sレストラン」で「ヴィーガンヌードル 担々麺」、「ヴィーガンヌードル 酸辣湯麺」の発表会を開いた。9月9日に発売する。190円(税別)。今回発売する「ヴィーガンヌードル」2品は、発表会の会場でもある「T’sレストラン」監修の商品。動物性食材、化学調味料、アルコール不使用という、即席麺では珍しい商品設計だ。麺は「凄麺」で培った技術を投入したノンフライ麺。「T’sレストラン」は10年前に下川祠左都(しもかわ・まさこ)代表がスタートしたレストラン。

店舗では、肉、魚介類、卵、乳製品等の動物性食材を一切使用せず、野菜と豆乳を使用してカレー、からあげ、ハンバーグ、ラーメン、餃子など提供している。また、担々麺が看板メニューの「T’sたんたん」を5店舗展開している。

ヤマダイの森田和樹取締役経営企画部長は、「当社とT’sレストランの出会いは4年前。女性の開発担当者が東京駅で行列を見つけた。行列を見つけると入ってみたくなるのが開発者で、その店が『T’sたんたん』だった。その開発者が社長に『この担々麺の開発がしたい』と直訴したことで、プロジェクトがスタートした」と、商品開発のきっかけを紹介。その後、2015年に動物性食材不使用、化学調味料不使用のカップラーメン「T’sレストラン」を発売。2017年3月のリニューアルでは「茹でたての旨さを再現したノンフライ麺を新たに開発」している。2018年4月にはさらにアルコール不使用へのリニューアルを実現した。「開発には難しいところがたくさんあったが、中でもアルコールの不使用は難しかった。カップ麺では消費期限の確保のためにアルコールを使用するのが一般的。この開発の中では1~2年かけて実現した」(森田取締役)。

ヤマダイ 森田取締役

ヤマダイ 森田取締役

今回は商品コンセプトがよりわかりやすい商品名にリニューアル。2品ともカップの上部に「VEGAN」(ヴィーガン=動物性食品を摂取しない人のこと)を付けた。下川代表は「『T’sレストラン』には色々なお客様が来店する。厳密なヴィーガンの方もいれば、ムスリムの方がヴィーガン食を求めてくることも。お肉が大好きな方が、お肉を減らすために当店のメニューを選ぶこともある。このカップ麺では私が『化学調味料を使ったら、ティーズとしては出せない』という考えを、ヤマダイさんが実現してくれたもの。最初は『化学調味料を使わない即席麺はありえない』と言われたのに、『何とかできる』と押し切った(笑)」と商品を紹介。

Tsレストラン 下川代表

T’sレストラン 下川代表

前身のカップ麺は「T’sたんたん」でも販売しており、当初から日販50食を超え、現在では100食を超えることもあるという。また輸出実績もあり、「十数ケース単位」とロットは小さいが、アメリカ、イギリス、スイス、ベルギー、香港、シンガポール、タイ、等々、輸出先国も増えている。
 
〈米麦日報 2019年8月28日付〉