(株)KSP-SPのKSP-POSから、GW~お盆までの「ゆでずに食べられるチルド麺」の動向を見る。シマダヤ(株)の「流水麺」、東洋水産(株)の「つるやか」、日清食品チルド(株)の「そのまんま麺」の市場動向。KSP-POSの「生麺・ゆで麺」の2019年17週(4/29~5/5)~32週(8/12~8/18)のデータから、3ブランドの商品をピックアップ(下記〈資料〉リンク先に一覧、JANコードが切り替わっている商品が多く、商品名が重複している)した。3ブランドの期間中の合計販売金額は前年同期を9.59%上回った。長梅雨という逆風もあったが、期間中の「ゆでずに食べられるチルド麺」市場は1割弱拡大した。

〈資料〉2019年17週(4/29~5/5)~32週(8/12~8/18)のゆでずに食べられるチルド麺の販売動向(KSP-POS)

グラフは各ブランドの今期と前期の販売金額。26週(7/1~7/7)からの4週間の白丸(流水麺の当期販売金額)が黒丸(同前期販売金額)を下回るのは、乾麺や他の涼味商材と同じ。ボリュームが大きいだけに7月の逆風の影響も大きかった。

2年目の「つるやか」は前期実績の約2.5倍となっている。シーズン前(25週・6/24~6/30)には週間の販売金額が「流水麺」の約3分の1にまで拡大した。しかし、26週以降は冷夏の影響もあり、8月に入ってもシーズン前と同程度の動きとなっている。初年度の「そのまんま麺」は昨年の「つるやか」の実績を下回る推移。なお、期間中のチルド麺全体に占める「ゆでずに食べられるチルド麺」の割合は11.51%で前年同期を1.21ポイント上回る。「ゆでずに食べられるチルド麺」のブランド別シェアは「流水麺」78.38%(前年同期は92.35%)、「つるやか」18.08%(7.65%)、「そのまんま麺」3.54%(-)。

〈米麦日報 2019年8月30日付〉