〇・・・「一口目最強説」。YouTuber「ゆいちき」が提唱した“説”だ。チキンラーメン(日清食品(株))は一口目が一番おいしいと主張し、わざわざチキンラーメンを四分割し、一口目を4回楽しむという検証を行っている。

〇・・・さて、本紙「米麦日報」の読者層には色々と解説が必要だろう。YouTubeは動画共有サイト。それに動画を投稿するのがYouTuberだ。動画の種類は星の数ほどあるが、その中に巷で流布されている“説”を検証するというジャンルがある。「〇〇なら無限に食べられる説」といったテーマで大食いに挑戦するものや、「〇〇と△△を合わせたら最強」と、食材の新たな組合せにチャレンジするようなものもある。“説”の動画は食べ物に限られるわけではないが、食べ物を題材にした動画も人気を集める。

〇・・・なお、チキンラーメンのイメージキャラクターは女優の新垣結衣さん。その新垣さんがYouTuberに扮して登場する時のキャラクター名が「ゆいちき」だ。若い方からは「そんなこといちいち説明するなよ」と言われそうな気もするが、読者層を考慮して解説を加えておく。
「ゆいちき」(新垣結衣さん)のサイン

「ゆいちき」(新垣結衣さん)のサイン

〇・・・さて、このほど“説”にフォーカスした店舗が誕生した。その名も『チキンラーメン期間限定店舗「説」』だ。東京・渋谷のn_space(渋谷区宇田川町13-9)に、大きく“説”と看板を掲げている。ここでは、200円の入場料で様々な“説”に基づくチキンラーメンを食べることができる。また、内装も“説”だらけ。ラーメン屋には「タオルを深く巻いた店主がいる説」、「壁に格言が貼られている説」といったふうに、うなづかされる説もあり、中には首をかしげる“説”もある。“説”だらけだ。
 
〇・・・さらに初代店主「説子」こと、和泉節子さんが登場だ。冒頭の「一口目最強説」は説子がまかないとして食べていたことが発祥だという。

初代店主「説子」こと和泉節子さん

初代店主「説子」こと和泉節子さん

〇・・・さて、ここまで“説”にこだわった店舗。狙いを聞いてみると、「2017年から若い方に向けた商品展開やプロモーションを続けてきた。2018年はチキンラーメン60周年ということもあり、若い方にもかなり広がった。独特の発想でチキンラーメンの新しい食べ方をしていて、それがSNS等で“説”として広まっている。今回の店舗では話題の“説”メニューを提供することで、更に若い方々にチキンラーメンを楽しんでもらいたい」(日清食品ホールディングス(株))。店舗は10月3~13日(11時~18時30分)営業。11日間で1,000名超の入店を計画する。

チキンラーメン期間限定店舗「説」のメニュー

チキンラーメン期間限定店舗「説」のメニュー

〇・・・チキンラーメンは2018年、60周年のメモリアルイヤーにブランドトータル過去最高実績を更新した。店舗“説”での、“説”メニューの提供は、「61年目も過去最高実績になる説」の立証への追い風となるはずだ。