米など穀物の選別機は、センサーで色・形状の悪い不良品や異物を除去する(エアガンで弾き飛ばす)仕組み。ここに、目に見えないカビに侵された米粒も除去できる機能を搭載したのが本機「AI Imagination Sorting Machine」(商標登録済み)。

カビ・カビ毒を発生させる一部の菌には蛍光物質を備えた種類があり、紫外線を当てることで光るため繁殖した菌を確認することができる。徳島大学との共同研究で検出波長を突き止め、目に見えない被害粒を除去する仕組みを開発(特許取得済み)、従来型選別機に追加搭載することに成功した。200チャンネル(同時に200粒を処理できる)、毎時16t能力。

低温流通保管の普及率が高い国内なら問題ないが、長期間の海上輸送を含む輸出入だと菌の感染リスクが高い。特に米の輸出拡大に向けた支援インフラの一つとして着港検査向けに最適。実際、国内だけでなく海外にも出荷実績があり、さらに拡大中。

〈食品産業新聞 2019年12月2日付より〉