カゴメは11月23日に埼玉県志木市が志木市民会館で開催した市民対象の「おいしく減塩!減らソルトフェスタ」に協賛し、「野菜de健康〇得セミナー」や「カゴメトマト劇場」を行った。

カゴメは長期ビジョンとして「トマトの会社から野菜の会社に」をかがけ、「ニッポンの野菜不足をゼロにする」という目標を持っている。そのために野菜を使用した「商品(モノ)」や野菜が持つ健康価値などの「情報(コト)」を提供することで、実現したい考え。

これに対応して今年1月に新たな事業を開発し推進する専門組織「事業企画部(豊田浩湖部長)」を立ち上げた。この組織で誕生した新事業の一つが、管理栄養士19人で組織する「野菜と生活管理栄養士ラボ」で、野菜の研究知見やメニュー開発力・提案力などの情報を商品化する新たなブランド。すでに大企業に「食と健康に関するセミナー」を開催しているが、地方自治体への提供は今回が初めて。

セミナー開始前に挨拶したカゴメの大滝恭伸東京支社長は「日本人は1日2~3gの塩分を余計に取っている。野菜の取り方を工夫することで塩分摂取を減らせる」と述べた。野菜と生活管理栄養士ラボの杉本優子氏が登壇。「野菜のカリウムが塩分(Na)を除去する働きがあり、1日350gの野菜を取りましょう。その際、片手に載せられる野菜の量が約60g。これをワンベジハンドと覚えるとわかりやすい。1日6ベジハンドを目安にしましょう」などと説明した。

〈食品産業新聞2017年12月4日付より〉