「かけうま麺用ソース」シリーズは、丸美屋食品が「麻婆豆腐の素」で培った中華レトルト技術を生かして開発した逸品だ。今年7月までの累計出荷数は2800万袋(2~3人前)、7000万人分に達した。

温めず、そのままかけて食べられる商品設計。乾麺中心に夏場の麺需要活性化に寄与し、競合品が多数発売されるなど麺周りにおいて新たな市場を創出した。買い上げ点数の向上にも貢献している。

今期は「ジャージャー麺の素」「汁なし担々麺の素」でパッケージおよび品質のリニューアルを実施。「台湾まぜ麺の素」はパッケージをリニューアルした。また、期間限定アイテムとして「夏野菜カレー麺の素」を発売。炒めタマネギとトマトペーストにより、コクのあるカレー味に仕上げた。ナスやズッキーニなど夏野菜をたっぷり使っている。

いずれも具材がしっかりと入った食べごたえのある商品設計で、盛り付けの際に具材が均一に出るよう具材の大きさや粘度にもこだわっている。
丸美屋食品マーケティング部 中華即席チーム 徳田貴大氏

丸美屋食品マーケティング部 中華即席チーム 徳田貴大氏

〈夏の麺需要活性化に貢献〉

「かけうま麺用ソース」シリーズの累計出荷数は、2800万袋(2~3人前、2017年7月末まで)、7000万人分に達しました。温めず、そのままかけて食べられる手軽さとおいしさで人気を呼び、競合品が多数発売されるなど麺周りにおいて、新たな市場を創出したと考えます。

「かけうま麺用ソース」と麺類を同時購入する人が多く、買い上げ点数のアップや乾麺を中心とした夏の麺需要活性化にも貢献しています。開発にあたっては、具材がしっかりと入り、食べごたえのある商品を志向しました。「麻婆豆腐の素」で培った中華レトルト技術を生かし、具材感および麺とからみやすいトロミ感を最大の特徴としています。

例えば、肉感が期待されるようなアイテムについては、油脂の選定などを行うことにより、温めずにそのままかけて食べても口触りの良い設計としました。通常肉系の脂は低温では固まり、口の中にざらつきとなって残ります。1袋2~3人前のため、盛り付けの際に具材が均一に出るように具材サイズや粘度についてもこだわっています。CVSや一部業態限定で、1人前商品も展開しています。

今年は「ジャージャー麺の素」をはじめとし、「汁なし担々麺の素」「台湾まぜ麺の素」、さらには期間限定で「夏野菜カレー麺の素」を展開しました。

〈食品産業新聞2017年12月4日付より〉