“味の素スタジアム”ネーミングライツ契約更新、西競技場は「AGFフィールド」に

〈契約期間は24年2月末まで、大型公共施設で国内最長のネーミングライツ〉
味の素社と東京スタジアム(横溝良一社長)はこのほど、「AJINOMOTO STADIUM」(和文表記=「味の素スタジアム」、東京都調布市)におけるネーミングライツ契約の更新に合意した。新たな契約期間は、2019年3月1日から24年2月末までの5年間で、契約金額は11億5000万円(消費税等別途)。メインスタジアム「味の素スタジアム」とセカンドフィールド「アミノバイタルフィールド」は従来の名称を継続、西競技場(陸上競技場)は新たに「AGFフィールド」となる。

これまで「味の素スタジアム」では、ネーミングライツ契約を通じて、施設の管理運営者である東京スタジアム社とスポンサーである味の素社とが、相互に深い信頼関係を構築・維持するとともに、強固な連携の下、スタジアムの価値を高める取り組みを協同一致で推進してきた。「味の素スタジアム」のネーミングライツ契約は2003年3月1日に始まり、今回の新たな契約期間で計21年。国内の大型公共施設で国内最長となる。

今回の契約更新は、味の素社が掲げる「私たちは地球的な視野にたち、“食”と“健康”そして、明日のよりよい生活に貢献します」と、東京スタジアム社が目指す「スポーツなど豊かな生活文化を育み、地域に愛されるスタジアムづくり」という双方の企業理念が合致していること、また今後、両社の長期にわたる取り組みを継続・深化させ、利用者や地域に愛されるスタジアムづくりをさらに推進することについて両社の考えが一致したことによる。

〈食品産業新聞 2018年11月1日付より〉