〈総売上高は500億円に到達〉
「のりたま」などのふりかけ製品や「麻婆豆腐の素」「釜めしの素」で知られる丸美屋食品工業が、このほど、19期連続の増収を成し遂げた。

このほど都内で開いた新年懇談会で、阿部豊太郎社長が報告したもの。2018年12月期の総売上高は503億700万円(前期比3.9%増)となり、うち市販品は428億2900万円(3.7%増)、OEMを含む業務用・その他は74億7800万円(4.7%増)で共に増収。商品群別の実績は、ふりかけ3%増、中華2%増、釜めし1%増、お茶漬け2%減、キャラクター17%増、セット米飯11%増、新規ジャンル(のっけるふりかけ、おもち亭等)13%増。ふりかけ、中華、釜めしの基幹3群としては3%増となった。

阿部社長は、「18年度決算は19期連続で増収となり、500億円の大台に乗った。ふりかけ、中華、釜めしの基幹3群が堅調に推移し、前年実績を上回ったことで期初の目標をクリアすることができた」と報告。そのうえで、「基幹品では、特に麻婆豆腐と混ぜ込みわかめが好調だった。麻婆豆腐はトータル106億円の売り上げとなったが、うちレギュラー品は96億円の実績だ。19年度については、レギュラー品だけで100億円を超える計画を立てている」とした。

18年度、麻婆豆腐の素は前期から引き続き過去最高実績を更新。また、新商品では「混ぜ込みわかめ 和風ツナマヨ」やタレと具材をセットにした「たれサクふりかけ」などが好評を得た。新商品全体では、約20億円の売り上げとなった。

19年度について阿部社長は、「500億円企業として新たなスタートを切ったが、これからも堅実な安定成長路線を続けていきたい。そのためには基幹商品群で足場を固め、新商品群の早期店頭化を進めていくことがポイントになるだろう。商品開発では、基幹商品のバリエーション展開と惣菜系商品の開発を強化していく」とした。

〈食品産業新聞 2019年1月24日号〉