森永製菓、朝食代わりに“朝ビス”提案 「麦のちからビスケット」

森永製菓「麦のちからビスケット」
森永製菓はこのほど、「麦のちからビスケット」を発売した。時間がない朝でも手軽に食べられる朝食代替ビスケットの“朝ビス”として提案していく。

14枚、300円。発売に先駆け、同社は全国の20~30代の働く女性200人を対象に、朝食に関する意識、行動、期待について調査を実施した。その結果、「朝食にはあまり時間をかけたくない」(72.1%)、「朝はやるべきことが多く、どうしても朝食の優先順位が低くなってしまう」(65.1%)、「朝食の準備から食べ終わるまでにかかる時間が5分以内」(52%)ことが分かった。また、朝食をとる優先度合いが低い中でも朝食を食べる理由は「昼食までお腹が空くから」(75.6%)、「健康のため」(58.1%)との回答を得たという。

これらの結果を踏まえ、同社では「時短・簡便」「腹持ちがいい」「健康的」の3つのニーズを満たす商品として、「麦の力ビスケット」を提案する。ビスケットの生地に全粒粉、オーツ麦、ライ麦、小麦麦芽を練り込み、ざくざくとした食感に仕上げた。1箱あたり食物繊維7.7g配合。

販促面では、忙しい朝に時間をかけず、腹持ちがするビスケットを朝食代わりに食べることを“朝ビス”として提案していく。

〈食品産業新聞2017年11月2日付より〉