バレンタイン向け、全国26カ所でアロマ生チョコ9種を展開―ジャーニーカンパニー

2018年バレンタイン限定「小町通りの石畳 フランボワーズ」
ジャーニーカンパニー(神奈川県茅ヶ崎市、石原紳伍社長)はこのほど、生チョコレート専門店「ca ca o(カカオ)」の2018年バレンタイン向け新商品発表会を都内で開いた。看板商品「アロマ生チョコレート」全9種を展開する。

18年1月10日からカカオ直営店の鎌倉、ルミネ新宿LUMINE1、大船ルミネウィング店を皮切りに、全国26カ所で順次発売する。

石原社長は「『カカオ』は、日本の日常にチョコレートの文化を提案したいとの思いから立ち上げた。ブルーラインというコンセプトのもと、生産者と生活者をつなぐ存在でありたい」とブランドの概要を説明。その上で「欧米人に比べ日本人は唾液量が少ないことに着目し、日本人の舌に合うチョコレートを開発しようと考えた」と明かし、「カカオ」ではチョコレートが固まる限界値まで水分量を増やすことで口どけの良さを実現していることを紹介した。

「アロマ生チョコレート」シリーズの18年バレンタイン限定フレーバー「小町通りの石畳 フランボワーズ」、「同 パッション」は、共にカカオ産地のコロンビアをイメージしたフラミンゴ柄のパッケージ入り。

前者はカカオ分36%のホワイトチョコレートに甘酸っぱいフランボワーズのピューレと果肉をブレンドしたもの。一方、後者はカカオ分45%で、ほのかにスパイシーさが広がるミルクチョコレートをベースに、パッションフルーツのピューレをブレンドした。各税込1944円。

このほか、コロンビア国内の豆の産地による香りや風味の違いを表現した「小町通りの石畳 アロマミルクアソートセット」や豆乳クリームを用いたローカーボタイプの「同 ソイカカオ」、日本の食材にこだわった「同 抹茶」「同 ゆず」などを展開する。

〈食品産業新聞2017年12月18日付より〉