持てる技術をフル活用してイノベーションを実現-中野朝日食品工業会長

朝日食品工業は1日、ホテルニューオータニで記者会見を開き、新ロゴマーク・新スローガンと、事業戦略、秋冬新商品を発表した(一部既報)。同社は昨年6月、プルモン食品(韓国ソウル市)を筆頭株主に、資本・経営支援を受けながら、大豆食品事業を主体とする食品メーカーとして再スタートし、約1年かけて新生に向けた事業計画を検討した結果、積極的な設備投資と新商品投入により、豆腐・油揚げ事業で業界ナンバー1を目指す方針を示した。

会見にあたり、中野高雄会長があいさつし、「再スタートから一年の間、生産設備のリニューアル、新商品開発を積極的に進めており、社員一丸となって鋭意推進している。過去数年間は、皆様の期待をやや裏切ってきたのではないかと反省している。今般当社は、新生・アサヒコとして脱皮の機会を得ることができた。これまでの商品作りの在り方を抜本的に見直し、磨き直すと同時に、持てる技術をフル活用して、イノベーションを実現していきたい」と抱負を述べた。(詳細は本紙にて)