オリーブ油は、家庭用市場中心に堅調な拡大を続けているが、オリーブ主産地のスペイン・イタリアは昨年、天候不順の影響により、前年の約半分程度まで生産量が減少する凶作に見舞われた。このためオリーブ油の需給はひっ迫し、現地相場は高騰、これにより取り扱い各社は今年度、30~50%という大幅な値上げ改定実施からのスタートとなった。価格改定自体は、ある意味で非常事態ということもあり、NB商品は5月の連休までに、PB商品も6月までに概ね完了、現在は価格改定による市場縮小を食い止め、改めて市場活性化を図ることが各社の取り組みテーマとなっている。使いやすいオリーブ油関連商品の販売強化や、用途のすそ野をさらに広げるためのメニュー提案がメーンだが、オメガ3系植物油のブームにより、食用油売場自体の注目度が高まっている時でもあり、この追い風も活用して、オリーブ油市場成長の持続につなげたい。(詳細は本紙にて)