家庭用マーガリンは長引くバター不足の影響もあり、グルメタイプは好調に推移しているものの、日本マーガリン工業会が発表した15年1月~10月の家庭用マーガリン類の生産数量は前年同期比91.8%と大きく落ち込むなど、市場環境は厳しい。

要因はパン離れのほか、6月中旬に米食品医薬品局がトランス脂肪酸に関する措置を発表し、テレビや一般紙などでも取り上げられ、消費者は加工油脂に対してネガティブイメージが先行する形になり、少なからず出荷量に影響が出ているとの見方もある。そうした中で、バターを配合した商品の伸長が目立つ一方で、定番品やヘルシータイプでは苦戦が強いられた。各社では販促活動の強化や、調理訴求などでてこ入れを図る方針だ。(詳細は本紙にて)