(名古屋発)ごま油大手の竹本油脂と、食品ごま大手の真誠(愛知県北名古屋市)は11月1日、業務提携を強化することで合意したと発表した。両社はこれまで販売業務において提携関係にあったが、昨今のめまぐるしい市場変化に対応するため、購買・調達や物流面においても包括的に業務提携することで合意した。

両社では、得意分野、経営資源を利用し、販売、購買・調達、物流業務の協働体制を構築していく。それにより、原料調達から生産・販売の最適化や、新規顧客の開拓と既存顧客に対する販売を相互に補完し、新たな市場の創生から互いのシェア拡大・事業の効率化を追究するとしている。

具体的には、販売面では家庭用ごま油製品と業務用食品ごま製品の協力販売を強化するほか、販売促進活動の連携、購買・調達面ではごま原料・包装資材等の共同購買、物流面では相互の物流拠点の利用、共同配送の導入等、検討していく。

ごま業界では、かどや製油が10月30日に、カタギ食品(大阪府寝屋川市)を11月16日からグループ化し、家庭用食品ごまを強化することを発表したばかり。業界再編の行方が注目される。

〈大豆油糧日報2017年11月2日付より〉