相模屋食料は1日、豆腐メーカー・日本ビーンズ(群馬県前橋市)からの豆腐製造事業の譲渡申し入れを受けて、このほど設立した100%子会社で、同事業を譲り受けたことを発表した。相模屋食料ではこれまでも豆腐メーカーを再生してきた支援ノウハウを生かしてビジネスモデルの転換を図り、日本ビーンズの収益改善を図るとしている。

日本ビーンズは、協同乳業が71年に設立して以来、こだわり製法による豆腐作りで知られるほか、豆腐製造の自動化による安定的な商品供給をいち早く実現するなど、豆腐業界の上位企業として業界をけん引してきた。しかし近年は競争激化のあおりなど受けて厳しい状況が続き、15年にはポッカサッポロフード&ビバレッジの子会社となっていた。

他方で相模屋食料はこれまで、事業継続支援を中心に豆腐業界の再編に取り組んでおり、豆腐、大豆加工品食品事業継続への支援を展開してきた。

12年にはデイリートップ東日本(川崎市)を子会社化し、3期目に黒字化、5期目には債務超過解消を実現した。14年には秀水(栃木県塩谷郡)を子会社化し、2期目に黒字化、3期目の当たる今期中には債務超過解消見込みにあるなど、早期の事業収益の改善を実現してきたとしている。

[新会社概要]△会社名=日本ビーンズ△代表取締役社長=鳥越淳司△所在地=東京都中央区日本橋小網町17-2△資本金=1,000万円△株主=相模屋食料100%

〈大豆油糧日報2017年12月5日付より〉