相模屋食料は8月28日、植物性100%のヘルシーピザ「BEYOND PIZZA(ビヨンドピザ)」の新商品発表会を都内で開催した。同商品は、油揚げのピザ生地と、今年3月に発売したチーズのような食感・質感を実現した豆乳発酵食品「BEYOND TOFU」のシュレッドタイプを使用することで、乳製品不使用を実現しながら、おいしさを追求した。片手で食べられるスティックタイプとして、9月10日から全国のスーパーで発売、同月3日からはマルエツとダイエーで先行発売する。1枚入り、税別158円。賞味期限は8日間。

発表会の冒頭、鳥越淳司社長は、商品作りにおける取り組みについて、「伝統的な豆腐をどのように進化させていくのかを常に考えてきた。伝統的な豆腐作りの匠の技の追求と、最新技術とアイデアで時代に合わせることで、豆腐の進化に取り組んでいる」と述べた。
相模屋食料・鳥越淳司社長

相模屋食料・鳥越淳司社長

具体的には、「木綿豆腐と絹豆腐を進化させようと、出来立てのおいしさのため、熱いうちにパックする『ホットパック製法』を実現した。油揚げでは、消費者の不満点である、油っぽい、油抜きが面倒くさい、賞味期限が短いといった点をすべて解消した『きざみあげ』を開発し、新規顧客を獲得した。また、時代に合わせた進化としては、レンジアップで出来上がる『ひとり鍋』シリーズなど、ヒット商品を輩出してきた。代表とも言えるのが、『ナチュラルとうふ』シリーズ。これは女の子のための豆腐として開発したもので、飲むタイプにも進化させた」と述べた。

さらには「『BEYOND TOFU』は、植物性100%でありながら、おいしいのがポイント。削ったり、かけたり、溶けたりする豆腐の概念を越えた商品となっている。これだけで進化が止まらない。それが、『BEYOND PIZZA』だ」とアピールした。

〈進化した豆腐と油揚げを融合、さまざまなアレンジも楽しめる商品/鳥越社長〉
続けて鳥越社長は「BEYOND PIZZA」のポイントについて、「進化した豆腐と油揚げを融合させている」とし、チーズのような部分には、シュレッドタイプの「BEYOND TOFU」を開発してたっぷり使用することで、熱を加えると、とろける特性を活かしたとする。ピザ生地の部分は、油揚げで培った技術で作りあげ、外皮はカリッと、中はもっちりとした食感に仕上げた。食べ方については、「ピザと同じように焼き目がつくまで、6~8分焼く。さまざまなアレンジも楽しめる」と紹介した。

宣伝方法はファッションショー「神戸ガールズコレクション」(8月25日)でブースを設置し、「BEYOND PIZZA」のサンプルと試食を配布した。「東京ガールズコレクション」(9月1日)でも紹介していく。

ゲストとして「神戸コレクション」で、「BEYOND PIZZA」を持ってランエウェイを歩いたモデルの浦浜アリサさんが登場し、ヘルシー食のトレンドや、「BEYOND PIZZA」を食べた感想を語った。「ダイエットでは食べながらやせることや、たん白質の重要性が浸透している」とした上で、「BEYOND PIZZA」については、「大豆から作られたピザはこれまで見たことがない。父がイタリア系アメリカ人なので、私はピザが大好きだが、ヘルシーとは遠い。しかし、『BEYOND PIZZA』は食べると健康になれる。具をのせれば、お腹いっぱい食べることができる。海外にはベジタリアンの人も多いため、海外にも広まってほしい」と話した。

浦浜アリサさん

浦浜アリサさん

〈大豆油糧日報 2018年8月30日付より〉