Jオイルミルズは4月20日出荷分から、家庭用油脂製品、業務用油脂製品の価格を改定する。対象製品と改定額は、家庭用油脂製品のキャノーラ油とサラダ油を20円/kg以上、業務用油脂製品を20円/kg以上引き上げる。

改定理由について同社では、油脂製品の主原料である大豆や菜種は、世界での需要拡大により穀物相場が高止まり基調にあること、また、菜種については、新穀の歩留まり低下もコスト上昇の一因となっていること、さらにミール価格が下落していることから、「油脂コストの大幅な上昇が避けられない状況」としている。

それらに加えて、2019年6月には物流費・人件費などの増加を背景とした価格改定に踏み切ったが、引き続きこれらのインフラコストは上昇していると指摘。「生産・オペレーションの効率化、経費削減などのコスト削減に取り組み、製品価格の維持に努めてきたが、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となっている」と説明する。

〈大豆油糧日報2020年3月10日付〉