「食べながら備えるローリングストックBOX」が前年比710%の伸長/アサヒグループ食品

アサヒグループ食品「食べながら備えるローリングストックBOX」
アサヒグループ食品は、常温で長期間保存できるフリーズドライ(FD)食品のローリングストック活用への提案を強化している。

同社ではFD食品を日頃から備蓄できるよう、ローリングストック法に基づいて、みそ汁をはじめ、雑炊やリゾットなどバラエティに富んだFD商品が、1箱に3日分入ったセットをNPO法人プラス・アーツと共同で企画し、アマノフーズオンラインショップ限定で販売をしている。

同社によれば、新型コロナウィルス感染拡大防止の影響で、「備蓄」に対する意識が高まったことから、「食べながら備えるローリングストックBOX」が注目され、販売セット数は、国内での感染拡大が注視され始めた3月に、前年比710%と大幅に伸長し、20年3~6月累計は、前年比384%となった。

中でも購入者の傾向を見ると30~60代の特に女性の購入比率が通常の商品より高くなっており、防災意識の高い層から支持を受けていることが推察されるとしている。

20年3月から中身も価格も変更されており、夕食セットの中身を「10品目の一杯」に変更した。同商品は、緑黄色野菜、根菜、海藻、きのこなど10種類の食材が入ったみそ汁で、「食事を彩る」8種の食材と「香り引き立つ」2種類の食材を合わせた 10品目となっている。価格は4,800円(税込)で、アマノフーズオンラインショップ限定での販売となっている。

◆アマノフーズオンラインショップ
https://www.amanofd.jp/amano/shop/index.html

〈大豆油糧日報2020年7月22日付〉