DAIZ社の植物肉「ミラクルミート」、沖縄発の「The ZEN SOY BURGER」パティ原料に採用

A&W「The ZEN SOY BURGER 」
発芽大豆由来の植物肉を開発・製造するDAIZ(熊本県熊本市)の植物肉「ミラクルミート」が、エイアンドダブリュ沖縄(沖縄県浦添市、以下A&W)が発売する「The ZEN SOY BURGER 」のパティの原料として採用された。沖縄県内のA&W各店(一部店舗除く)で購入できる。

A&Wが新メニューとして発売する「THE ZENSOY BURGER」(440円税別)は、食肉の持つ風味豊かな「味・香り・食感」や高い栄養価のソイパティで、米国に出自を持つA&Wのイメージと掛け合わせた商品となっている。

商品は、レタス・オニオン・トマト・ピクルス・ソイパティをゴマバンズで挟み、オリジナルのサラダドレッシングとケチャップ・マスタードでのシンプルな味付けとなっている。

ミラクルミートは、原料に丸大豆を使用し、さらにオレイン酸リッチ大豆を使用することで、大豆特有の臭みを無くしているのが特徴だ。味や機能性を自在にコントロールするコア技術「落合式ハイプレッシャー法」で大豆を発芽させ、うま味や栄養価を増大させており、その発芽大豆をエクストルーダー(押出成形機)にかけ、膨化成形技術により、肉のような弾力と食感を再現しているという。ミラクルミートはこれらの独自技術により、異風味を低減した植物肉の製造を可能としている。

また、独自製法により、原価低減を実現し、牛肉・豚肉・鶏肉に対して、価格競争力の高い商品として発売できる。

〈大豆油糧日報2020年10月7日付〉