缶詰の大豆ソーセージ「リンケッツ」やレトルトの大豆ボールや大豆バーグなど「大豆ミートで作りました」シリーズなど三育フーズの植物たん白食品の特徴は、カラメル色素やアミノ酸調味料などの添加物を極力使用せずに製造していることだ。これは数十年前からの得意先である自然食品業界の基準に対応している素材で製造してきた同社の大きなアピールポイントである。

アミノ酸調味料を使用すればパンチの強い味を作れるが、三育フーズは長年の研究と試行錯誤を経て蓄積された経験と知識によって、添加物の代替となる素材を組み合わせて製品を作り上げることが可能だ。そういった条件下で製造されることもあり、「優しい味」と評価されることが多いという。

また、冷凍や冷蔵による流通であれば、味や食感の劣化を防げるため、市場ではそれら製品が主流となっている中、三育フーズには缶詰・レトルトで製造する中で避けられない殺菌による味のダメージを考慮した上で、極力おいしく食べられるように製造するノウハウがある。

〈食品産業新聞 2020年12月7日付より〉