ミヨシ油脂は3月1日納入分から、マーガリン類、ショートニング類の価格改定を行うことを2月1日に発表した。改定内容は、マーガリン類は25円/kg以上、ショートニング類は30円/kg以上となる。

ミヨシ油脂は、価格改定の理由として、パーム油、大豆油、菜種油といった食用加工油脂の主要原料が軒並み高騰している中で、同社においてはコストアップ要因を少しでも緩和できるよう努力を重ねてきたが、価格改定をお願いせざるを得ない状況だとしている。

パーム油については、ラニーニャ現象による多雨、新型コロナ感染拡大による農園労働者不足などが原因で、昨秋以降生産量の不振が続いている。また、中国、インドなどの旺盛な需要を背景に、相場は大幅に上昇している。

大豆については、昨夏の天候不順による米国の減産と南米の降雨不足による減産懸念、また菜種についても主要産地のカナダで生産量の大幅減が見込まれており、需給のタイト感はますます増大し、穀物相場が高騰している。

〈大豆油糧日報2021年2月2日付〉