ヤヨイサンフーズ「イートベジ」シリーズ、豊富な商品数で健康訴求に貢献〈主役を張れる大豆ミート代表選抜〉

ヤヨイサンフーズ「Fイートベジ 完熟トマトのスパイシードリア」
ヤヨイサンフーズは2019年秋、高まる健康志向に配慮した商品として中食・外食市場に向けて「イートベジ(Eat-Vege)」シリーズを立ち上げた。

2020年春・秋もアイテムを拡充し、現在はハンバーグ・メンチカツ・肉団子カテゴリー4品、フローズンチルド米飯カテゴリー4品、丼の具カテゴリー2品、期間限定のコロッケ・メンチカツ2品の合計12アイテムに加え、冷凍販売用の米飯商品「Fイートベジ」2品を発売している。

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商品コンセプトは「植物由来の食材を食べよう!」。肉の代わりに大豆たん白から作った「大豆ミート」を使用し、健康訴求を強める。使用する大豆ミートの選定や新技術の導入により大豆特有の匂いの軽減に努め、ほぐれ感のある肉感を再現し、ジューシーで噛み応えのある商品に仕上げている。

複数のラインアップをそろえることで、量販店総菜においては、温総菜、米飯、冷総菜など、消費者の「健康訴求の売り場作り」に貢献する。

2020年秋に発売した「Fイートベジ ひよこ豆のカレードリア」「Fイートベジ 完熟トマトのスパイシードリア」は冷凍販売用商品として、ヤヨイサンフーズで初めて写真入りのピロー包装を採用。キャッシュ・アンド・キャリー(C&C、業務用食品現金卸売)、通販・宅配、ドラッグストアといった市場をターゲットに、店頭での見栄えを良くするとともに、表示面が拡大され、訴求ポイントを消費者に分かりやすく伝わるようにしている。

ヤヨイサンフーズは「イートベジはまだ伸びる余地があると感じている。今後もラインアップを広げ、定着を目指していきたい」としている。

〈大豆油糧日報2021年2月25日付〉