日清オイリオグループは11月1日より、家庭用、業務用、加工用食用油の価格改定を実施する。価格改定の内容は、家庭用はkg当たり30円以上、業務用は斗缶当たり500円以上、kg当たり30円以上、加工用バルクはkg当たり30円以上となる。

同社は昨年後半以降、食用油の主原料である大豆、菜種、パーム油の急激な原料コストの上昇に伴い、4月、6月、8月と3度にわたり、合わせてkg当たり100円以上の価格改定を発表した。4度目の価格改定について同社は、「原料コストはさらに上昇、製油業のコスト環境はますます厳しい状況となっている。これまでの価格改定の水準では原料コストの上昇分全てを吸収することは極めて困難な状況となっている」と強調する。

主な理由として、
△中国をはじめとした旺盛な需要による大豆、菜種価格の高騰
△北米地域の乾燥による大豆、菜種の生産量減少懸念を背景とした価格の高騰
△中国・インドなどの旺盛な需要、主要産地の生産量減少懸念などを背景としたパーム油価格の高騰
△地球温暖化対策としてのバイオ燃料需要の増大による需要増を背景とした価格の高騰
――を挙げている。