同社では一層のコスト削減努力を行っていくとしながらも、カナダの生育期における高温少雨の影響により、菜種の大幅な減産見通しや品質悪化の懸念、パーム油の高値継続、バイオ燃料の需要の増大などを受け、「原料相場の上昇に加え、海上輸送運賃の大幅な上昇なども加わり、一層のコストアップが避けられず、度重なる改定を実施せざるを得ない状況」と説明する。
〈大豆油糧日報2021年9月15日付〉
|
|
大豆から作られる食用油や、豆腐、納豆、みそ、しょうゆを始めとした日本の伝統食品は、毎日の食卓に欠かせないものです。「大豆油糧日報」では、発刊からおよそ半世紀にわたり、国内外の原料大豆の需給動向、また大豆加工食品の最新情報を伝え続けております。昨今の大豆を巡る情勢は、世界的な人口増大と経済成長、バイオ燃料の需要増大により、大きな変化を続けております。一方で、大豆に関する健康機能の研究も進み、国際的な関心も集めています。そうした情勢変化を読み解く、業界にとっての道標となることを、「大豆油糧日報」は目指しています。
サイト内検索