【丸美屋食品】26期連続増収を達成、ふりかけが業績をけん引/25年12月期業績報告
丸美屋食品の阿部豊太郎社長は1月15日、都内で業績報告会を開き、2025年度(25年12月期)の事業実績、概況を報告した。当期総売上は694億9500万円(前期比3%増)となり、26期連続増収を成し遂げた。創業99年となる26年度は1%強の増収を計画しており、創業100年の27年度を前に総売上700億円到達を見込む。
「27年に創業100年を迎えるが、その前に総売上700億円を達成できそうなところまできた。25年度は物価高のなか消費者の節約志向が強まり、相対的に安価なふりかけの堅調が続き、不況への強さをあらためて実感した。25年秋口からの米価高騰でもふりかけ需要は落ちていない。中華についてはナスの価格が落ち着いていたため、麻婆豆腐から麻婆茄子へのシフトが見られた。釜めしは米価高騰で流通の販促機会が減ったこともあり苦戦した」と阿部社長。

利益は非公表だが、原材料価格上昇などをうけ価格改定を実施するもコスト増を吸収しきれず、増収効果はあったものの前年並みにとどまったもよう。
当期総売上のうち市販品は562億2000万円(2・7%増)、OEMを含む業務用・その他は132億7500万円(4・2%増)で共に増収。商品群別の実績は、ふりかけ5%増、中華2%増、釜めし4%減、キャラクター8%減、セット米飯21%増。ふりかけ、中華、釜めしの基幹3群としては3%増で、売上構成比の高いふりかけが業績をけん引した。

ふりかけの内訳は、のりたま8%増、のりたまを含む基幹5品(すきやき、味道楽など)7%増、混ぜ込み2%増、ソフト8%増。のりたまは、発売65周年を記念した企画品発売など周年をフックとした施策が功を奏し、のりたま群として過去最高65億円を売り上げた。
中華の内訳は、麻婆豆腐1%減、麻婆茄子6%増、贅を味わうシリーズ5%増、春雨30%増、麺用ソース2%増。レギュラーの麻婆豆腐は微減も贅を味わうシリーズなどを合わせた麻婆豆腐全体では112億円強の実績で2%の増収となった。

釜めしの内訳は、とり4%減、五目4%減、期間限定品15%減、低価格シリーズ2%増。
米飯群については、セット米飯(無菌包装米飯+レトルト具材)、スープdeごはん、雑炊シリーズいずれも好調に推移し22億円を売り上げた。釜めしと対照的に米不足、米価高騰が追い風になったとみられる。







