「ブラックサンダーミニバー」など一部商品の内容量を7月から変更/有楽製菓

有楽製菓は5月30日、チョコバー「ブラックサンダー」の一部商品において、内容量を変更すると発表した。
対象商品は、ファミリーパック「ブラックサンダーミニバー」「ブラックサンダーミニバー アーモンド&ヘーゼルナッツ」「ミルクのサンダーミニバー」など。
カカオをはじめとした原材料や包装資材の高騰が続いており、今後もこういった状況の継続が予想されることから、内容量の変更に踏み切ったとする。
新たな内容量となった商品は、7月7日発売(一部商品は7月1日出荷分から)となる。
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〈内容量変更商品〉
◆ブラックサンダーミニバー
・変更前146g(個装紙込)
・変更後139g(個装紙込)※7月7日発売

◆ブラックサンダーミニバー アーモンド&ヘーゼルナッツ
・変更前118g(個装紙込)
・変更後112g(個装紙込)※7月7日発売

◆ミルクのサンダーミニバー
・変更前116g(個装紙込)
・変更後110g(個装紙込)※7月7日発売

◆ブラックサンダーミニバー(販路限定)
・変更前121g(個装紙込)
・変更後116g(個装紙込)※7月1日出荷分から
有楽製菓は「当社では、引き続き企業努力を行いコスト削減に努めるとともに、お客様にさらにご満足いただけるよう、品質の向上と安全・安心な商品の提供に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」としている。
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〈発売30周年の「ブラックサンダー」プレミアム商品や海外展開も〉
チョコレート菓子「ブラックサンダー」は、2024年9月に発売30周年を迎えた。同ブランドでは、これまでに催事品やリニューアル品を含め、300種以上の味を提案してきた。売れ筋の「ブラックサンダー」は個装タイプで税込43円。特に30~40代男性の需要が底堅く、出勤前や昼食時に購入されているという。

近年は消費の二極化傾向をうけ、「ブラックサンダー 至福のバター」や季節限定「ブラックサンダー しっとりガトーショコラ」など、プレミアム商品も好調。海外事業も強化する方針で、現在は売上高のうち約4%にとどまる海外売上比率を、早期に1割まで高める考えだ。
