ファミリーマートの使用済み食用油をバイオ燃料として活用へ、「ユーグレナバイオディーゼル燃料」
ファミリーマートとユーグレナは、ファミリーマート一部店舗の使用済み食用油(廃食油)を原料の一部として活用した「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を、ファミリーマートの横浜市内の配送車両(1台)に使用する循環型の取り組みを共同で実施することを明らかにした。走行開始は8月下旬から。ファミリーマートからの廃油の回収量は月約300Lを計画している。
近年、バイオ燃料は、既存の化石燃料と比べると理論上CO2排出量が少ない再生可能な液体燃料として、欧米を中心に世界で普及が進んでいる。ファミリーマートとユーグレナ社は、20年、30年先の未来を見据えて、「ユーグレナバイオディーゼル燃料」の利用・普及拡大に向けた取り組みを共同で開始することを決定している。
〈大豆油糧日報2020年8月6日付〉