簡便即食市場が定着、新しい食シーンの拡大に期待-大豆加工食品特集

15年下期の大豆加工食品業界は、国産大豆入札価格の高値が続き、厳しい状況の中、主要各社ではプレミアム感や、原料へのこだわり、個食対応、簡便即食、食シーンの拡大をキーワードに商品展開を行った。

また、納豆業界では国産大豆の高騰を受けて昨夏以降、10%程度の価格改定を行う企業が出てきている。

16年新商品ではさらに、新しい食シーンの提案を狙った商品や、昨年から継続する形で簡便即食商品が目立つ。こうした取り組みにより、若年層を中心に新たな購買層獲得、新市場の開拓を目指している。

中でも簡便即食品は既に新ジャンルとして定着しており、今後も各社注力の付加価値を持った商品が投入されることで、さらなる伸長が見込まれよう。(詳細は本紙にて)