原産地表示に反対意見飛び交う、議論紛糾-消費者委員会部会

消費者委員会は19日、食品表示部会を開き、先月中間とりまとめが行われた原料原産地表示、機能性表示食品制度の対象範囲、アレルゲン表示・添加物表示など食品表示の懸案事項について議論した。

その中で原料原産地表示については、可能性表示、大括り表示に対して、反対意見が飛び交い、前提となっている「全ての加工食品」を対象としたことにも理解が得られず、さらには消費者庁・農水省合同の検討会で議論が進んできたことに対しても、「この部会の立ち位置をはっきりさせてほしい」などといった要求も噴出するなど、議論は紛糾した。

これを受けて阿久澤良造部会長は、次回の日程を調整した上で、再度議論の場を設置するとした。(詳細は本紙にて)