「ネスカフェ エクセラ」やスティックミックスなど値上げ、8月1日納品分から、生豆相場の高騰と円安が影響、対象54品の改定率は7~32%/ネスレ日本

ネスレ日本は、「ネスカフェ エクセラ」など54品の価格改定を実施する。8月1日の納品分からがほとんどで、価格改定率は約7%~32%。5月26日に発表した。

主な対象製品は、「ネスカフェ エクセラ つめかえ用袋60g」が605円から727円になり、「ネスカフェ ふわラテ26P」が722円から868円に、「ネスレ ブライト 260g」が381円から466円になる。唯一、9月1日納品分から値上げするのは、「ネスレ ふわラテ 香るミルクココア」で、22本入りを20本入りにし、722円から868円になる。価格はいずれも税込。
国際コーヒー相場は2024年12月、アラビカ種で47年ぶりの高値となり、ロブスタ種も大幅に上昇。2025年に入っても前年を上回って推移している。
同社は価格改定の背景について、長期的な円安傾向に加えて、原料価格の高騰が続く中、可能な限りのコスト削減に取り組み、対応したが、企業努力で吸収することが困難な状況であるため、価格改定を実施することにしたとしている。
ネスレ日本は、「今後も引き続き、コスト削減に取り組むとともに、高品質で手軽に楽しめるおいしい製品をお届けしてまいります。何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます」などとしている。