ゴンチャ×キリン×セブン-イレブン、1番人気の“マンゴー”味がついにペットボトルに、「ゴンチャ 阿里山烏龍マンゴーティーエード」7月1日発売

(左から)リニューアルした「貢茶(ゴンチャ) 黒糖烏龍ミルクティー」 と新商品「貢茶 阿里山烏龍マンゴーティーエード」
(左から)リニューアルした「貢茶(ゴンチャ) 黒糖烏龍ミルクティー」 と新商品「貢茶 阿里山烏龍マンゴーティーエード」

ゴンチャ ジャパンとキリンビバレッジは7月1日、「貢茶(ゴンチャ) 阿里山烏龍マンゴーティーエード」と、中味とパッケージをリニューアルした「貢茶 黒糖烏龍ミルクティー」(各400mlPET/178円税別)を全国のセブン-イレブン限定で発売する。

新たに発売する「貢茶 阿里山烏龍マンゴーティーエード」は、マンゴーの濃厚な甘さと烏龍茶の爽やかで、すっきりとした後味が特徴のフルーツティー。貢茶のカフェ店舗で販売されているフルーツティーの中でも1番人気のマンゴーフレーバーを再現した。

リニューアルした「貢茶 黒糖烏龍ミルクティー」は、貢茶の味わいに近づけるため、好評だった味わいをさらに改良した。烏龍茶の香り・黒糖の質感・ミルクの濃厚さをポイントに、烏龍茶の味わいをさらに引き出すよう味覚を再設計した。

(左から)キリンビバレッジ齋藤氏、ゴンチャ ジャパンの木村氏、セブン-イレブン・ジャパンの大口氏
(左から)キリンビバレッジ齋藤氏、ゴンチャ ジャパンの木村氏、セブン-イレブン・ジャパンの大口氏

キリンビバレッジ商品開発研究所の齋藤多実氏は6月20日に行われた発表会で、「カフェ店舗で提供する製品の香りや味を、ペットボトル飲料で再現することに苦労した。貢茶とともに試作とフィードバックを繰り返し、2品合わせて約80回の試作を行った」と語った。

昨年、3社が協働し発売した「貢茶」のペットボトル製品は、発売から1週間で約2カ月分の計画数である約570万本の出荷を達成した。これはセブン-イレブンの歴代新商品の中でもトップクラスの実績だという。発売後、多くの生活者がアレンジレシピをSNSなどで発信したことも人気につながり、2024年7月2日~12月31日までの販売数量は2,200万本を超えた。

セブン-イレブン・ジャパン商品本部の大口裕也マーチャンダイザーは、「昨年よりさらに貢茶らしい味わいになった。3社がそれぞれの強みを掛け合わせることでティーはもっと面白くなり、生活に根付くと確信している」と話した。

近年、コーヒーチェーン店もティー専門店を展開するなど、ティーカフェ市場は盛り上がりを見せている。また、ゴンチャ ジャパンの調査によると、「お茶しよ?」と言われた時、コーヒーではなく茶を飲むことをイメージする割合が30代では24%、40代では13.5%に対し、10~20代では38.5%と高く、ティー文化は若年層を中心に拡大していると推測できる。

ゴンチャ ジャパンマーケティング本部の木村杏奈シニアスタッフは、「生活者の嗜好が細分化している現代において、その日の気分や好みに合わせて自分だけの一杯をカスタマイズしやすい多様性が、ティーカフェ文化の成長につながっている」と語った。

2025年はペットボトルのティー市場に各社から数多くの新商品が投入されている。ティーカフェ文化の浸透も広がりそうだ。

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昭和26年(1951年)3月1日
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