成城石井、初の『カレーフェア』開催で全30品を発売

スーパーマーケット成城石井は7月18日から、初となるカレーフェア『ようこそ!カレー沼へ』を全221店舗で開催する。
第1弾(7月18日~8月6日)と、第2弾(8月7日~8月31日)に分けて展開。計30品(うち新商品は16品)を取りそろえる。

〈成城石井では初めてのカレーフェアを開催〉
成城石井では2023年以降、レンジで温めるだけで食べられるレトルトカレーの売上が夏場でも拡大している。記録的な暑さが続く夏に、できるだけ火を使う調理を避けたいという人が増えていることが要因だとする。同社では2024年の7月~9月のレトルトカレーの売上金額が、前年同時期比の約1.5倍に伸長した。こうした需要増を受け、成城石井では初となるカレーフェアの開催に至った。
カレーフェア『ようこそ!カレー沼へ』の自家製カレーでは、成城石井のセントラルキッチンの料理人、バイヤーなどによるこだわりの商品が続々登場する。和風・中華風・スリランカ風・インド風といったバラエティ豊かな新商品7品を開発した。調味料の選定やスパイスの配合、調理法、見た目や具材感にまでこだわり抜いたという。

第1弾では6品、第2弾では1品の新商品を発売し、新商品7品を含む全10品の自家製カレーを取りそろえる。うち、米を使用している自家製惣菜8品は、米を自社で炊飯しているほか、具沢山にすることで、米の価格高騰の中でも可能な限り求めやすい価格を実現したとする。
〈第1弾の自家製カレー新商品(価格表記はすべて税込)〉
◆成城石井自家製 豚肉の山椒炒めとジンジャーライスの麻辣カレー
ルーに四川山椒を使用した麻辣カレーに、豚肉の山椒炒め、自社で炊飯した生姜香るライスを合わせた。豚肉は塊の状態で仕入れ、自社でスライスすることでコストカットし、その分豚肉の使用量を増やし、具材をしっかりと感じられるカレーに仕上げたとする。7月15日発売。税込755円。

◆成城石井自家製 赤ワインでじっくり煮込んだ牛タンの欧風カレー
バターと小麦粉を茶褐色になるまで炒めたところに、フォンドヴォーを混ぜて作ったブラウンソースがベースの奥深い味わいの欧風カレー。そこに、赤ワインで3時間煮込んだ牛タンをのせ、紫キャベツとアーリーレッドのアチャールをトッピングした。スパイスの風味が利いた欧風カレーとバターライスがよく合うという。7月15日発売。税込863円。

◆成城石井自家製 和風だしをきかせた冷やしカレーきしめん
きしめんに、別添えのめんつゆをかけて混ぜ合わせ、上皿のカレーやトッピングをのせて食べる商品。カレーは、だしとスパイスのバランスにこだわり、きしめんによく絡むようとろみをつけた。鶏むね挽肉が入っているほか、トッピングには出汁で煮た油揚げ、オクラやかぼちゃ、なす、赤パプリカなどの野菜を盛りつけた。7月15日発売。税込647円。

◆成城石井自家製 マッサマンカレーヌードル(自家製麺使用)
タイ南部の料理「マッサマンカレー」と、タイ北部の麺料理「カオソーイ」をアレンジした商品で、茹で麺・揚げ麺の2種による食感の違いを楽しめる。スープは、ココナッツの味わいがまろやかなマッサマンカレーをベースとした。トッピングには、鶏肉、メークイン、揚げ麺、錦糸卵、フライドオニオン、赤パプリカ、香菜を使用。トッピングの麺やオニオンは素揚げして水分を飛ばすことでスープがしみ込みやすいようにしており、カレーの味を存分に楽しめるという。7月15日発売。税込755円。

◆成城石井自家製 9種スパイスのキーマカレー
9種類のスパイスをベースに、豚挽肉や、玉ねぎや人参、セロリといった野菜を使ったキーマカレー。トッピングにはゆで玉子とカシューナッツ、チーズパウダーを使用した。クミンの香りをしっかりと移した油で野菜や肉、スパイスを炒めることで、野菜や肉本来の旨みと甘みを引き出しつつ、スパイスの香りを引き立たせるという。7月16日発売。税込647円。

◆成城石井自家製 混ぜて食べる!スリランカ風チキンとジャガイモのあいがけカレー
トマトベースの爽やかな味わいのチキンカレーと、ココナッツベースのマイルドなジャガイモカレーの2種あいがけカレー。辛いものが苦手な人でも食べられるよう、少しマイルドな辛さに調整した。人参や大根、キャベツを酢漬けにしたアチャールをトッピングした。最初はそれぞれのカレーを味わい、途中で2種類のカレーとアチャールを混ぜて食べるのがおすすめだという。7月16日発売。税込755円。

そのほか、第1弾で販売する既存の自家製カレー
◆「成城石井自家製 グリーンカレー(ジャスミンライス使用)」755円
◆「成城石井自家製 タンドリーチキンと5種スパイスのバターカレー」647円
〈第2弾の自家製カレー新商品〉
◆成城石井自家製 海老とカシューナッツのカレー(プラウンマサラ)
海老エキスを使用したほか、海老をルーで煮込まずにトッピングし、その上から海老のオイルをかけることで、一皿で海老の風味と旨みを楽しめるカレーに仕上げた。ルーにココナッツクリームと生クリーム、自家製のカシューナッツペーストを使うことでコクとクリーミーさを出し、ヨーグルトとトマトで適度な酸味を加えた。8月8日発売。税込755円。

そのほか、第2弾で販売する自家製カレー
◆「成城石井自家製 シンガポール風10種スパイスチキンカレー」755円
※過去に販売した商品をリニューアルし、8月8日に発売するもの。
〈レトルトカレーは新商品3品が登場〉
レトルトカレーは計13品(うち新商品3品を)を取りそろえる。
第1弾の新商品は、「成城石井 ビーフルンダン 150g」755円、「成城石井 ポークビンダルー 150g」647円。いずれも7月17日発売。

第2弾のレトルトカレー新商品は、「成城石井 黒毛和牛牛すじカレー 180g」755円。8月7日発売予定。

〈そのほか、カレー風味の菓子も〉
『ようこそ!カレー沼へ』フェアでは、カレー風味のチップスやナッツといった菓子4品(うち新商品3品)も取りそろえる。
目玉商品は、6月29日から販売している「山芳製菓 ポテトチップス グリーンカレー味 110g」357円。グリーンカレー風味のポテトチップスで、成城石井の限定商品。青唐辛子パウダーやレモングラスパウダーが利いた、爽やかでスパイシーな味わいが特徴。
