UCC上島珈琲、「UCC BLACK無糖」シリーズからリキャップ缶「黒の余韻」発売/“コーヒー好き”9割が評価

UCC上島珈琲は10月6日、「UCC BLACK無糖」シリーズから「UCC BLACK無糖 黒の余韻 リキャップ缶」275g/375gを発売した。全国で販売を開始し、コンビニエンスストア、量販店、オンラインストアのほか、自動販売機でも展開する。希望小売価格は、275gが200円、375gが210円(いずれも税抜)。
1994年発売の「UCC BLACK無糖」は、キャッチコピーを「原材料:コーヒー、以上。」として、レギュラーコーヒー100%、香料無添加にこだわり展開している。今回、リキャップ缶コーヒーユーザーの購入・飲用基準が「味や香りがおいしそうであること」に着目し、“余韻”を訴求軸に据えて「黒の余韻 リキャップ缶」を開発したという。
〈上質な苦みと深いコク、“コーヒー好き”9割が「好きな味」と評価〉
「UCC BLACK無糖」の価値(レギュラーコーヒー100%、香料無添加)を継承しながら、焙煎・ブレンド・抽出にこだわり、質のよい苦みの後味が長く続く味わいに仕上げた。苦みや濃さを“黒”、雑味がなく心地よい上質な苦み・味わいを“余韻”と表現し、商品名を「黒の余韻」とした。
一般的にコーヒーは、苦みが強くなると、後味の苦み・雑味が出やすくなる。そこで、高温・低温の2温度帯抽出で雑味を抑制。また産地や複数の焙煎度で炒り分けし、上質な苦みや余韻に加えて深いコクが味わえる製品に仕上げた。
開発担当者は、「飲みごたえのある味わいや上質な苦みは残しつつ、後味の雑味を低減できるように試行錯誤しました。」とコメントしている。
発売に先立って実施した、試飲後の味覚の好意度を聴取する調査では、「好き・やや好き」と回答した人が90%を占めたという。


パッケージは黒色と金色の配色とし、上質感や味わい深さを表現。さらに上下にグラテーションを用いて、飲用後に広がる上質な苦みを表わしたとしている。

〈調査概要〉
◆「ブラックのボトル缶コーヒー(200-600ml程度)に関するホームユーステスト」
対象者:週5本以上ブラックボトル缶コーヒー(200-600ml)を飲用している人108名(全国、男性30-69才)
調査方法:製品名を隠し「UCC BLACK無糖 黒の余韻 リキャップ缶」を飲用後、味覚の好意度を聴取。「好き・やや好き」と回答した人数を集計。
調査機関:UCC調べ(調査委託先:日本インフォメーション)