ごぼう由来のチョコ風スイーツが食べやすくマイルドな味わいに【あじかん「GOVOCE ミルク」新発売】

あじかん「GOVOCE ミルク」パッケージ表面
あじかん「GOVOCE ミルク」パッケージ表面

あじかんは、焙煎ごぼうを主原料としたスイーツ「GOVOCE(ゴボーチェ)」の新フレーバー「GOVOCE ミルク」(35g、税込324円)を2025年11月1日より発売する。カカオ不使用・ノンカフェインながら、チョコレートのような口どけとミルクのまろやかさを両立した新感覚スイーツ。「GOVOCE」に比べてマイルドな味わいに仕上げており、採用店舗の増加と購買層の拡大を狙う。

〈ミルクとバニラ香料を加え、よりマイルドで食べやすい味わいに〉

「GOVOCE ミルク」は、「GOVOCE」に寄せられた「ごぼう感が強い」「苦味がある」といった声を受け、少しでも多くの人に食べてもらえる機会を増やすことを目標に開発された。

ごぼうの苦味が苦手な人でも食べられるよう、国産焙煎ごぼうパウダーの配合量を減らし、新たにミルク(全粉乳)とバニラ香料を加えた。これにより、苦みを抑え、マイルドで親しみやすい風味に仕立てた。焙煎ごぼうの香ばしさとミルクのコクが調和した味わいが特徴だという。

あじかん「GOVOCE ミルク」イメージ
あじかん「GOVOCE ミルク」イメージ

〈キューブ形状で手軽さと利便性を向上〉

味わいだけでなく形状も変更。「GOVOCE」は約3cm角のカレ状商品を個包装したものだったが、「GOVOCE ミルク」はひと口サイズのキューブ状とし、手が汚れにくい表面コーティングを施した。パッケージはチャック付きスタンディング袋を採用し、持ち運びや保存にも配慮している。

さらに、1袋(35g)あたり、食物繊維2.1g・ポリフェノール126mg・フラクトオリゴ糖入り。ノンカフェイン仕様で、夜間や妊娠中でも安心して楽しめる。

手が汚れにくい表面コーティングを施した
手が汚れにくい表面コーティングを施した

〈味と健康価値の両立が評価、認知拡大でさらなる市場浸透へ〉

2025年4月に実施された「GOVOCE ミルク」の試食調査(10~70代男女、n=199)では、77%が「おいしい」「ややおいしい」と回答。「カカオ不使用とは思えない」「小学生の娘もパクパク食べた」「ごぼうの風味が他にはない魅力」といった声が寄せられ、味と健康価値の両立に高い評価が集まった。

また、2025年8月に実施されたネットアンケート(n=1,305)では、「GOVOCE」の認知率は全体で19.6%だった。特に20代では40~45%が「知っている」と回答しており、年齢が上がるにつれて認知度が低下する傾向が見られた。実際に食べたことがある人の割合も若年層で高く、20~24歳では112人中43人、25~29歳では112人中35人が「食べたことがある」と回答している。

「GOVOCE ミルク」のターゲット層は、30~50代女性を中心に、健康志向の高い層やカフェインを控えたい層を想定。販売目標は2,000万円以上(2025年度中)とし、認知拡大とともに、採用店舗の拡充とさらなる市場浸透を図る。

あじかん「GOVOCE ミルク」イメージ
あじかん「GOVOCE ミルク」イメージ

〈「GOVOCE ミルク」商品概要〉

発売日:2025年11月1日(土)
内容量:35g(キューブ状/チャック付きスタンディング袋入り)
希望小売価格:税込324円
賞味期限:1年
ターゲット:30~50代女性、妊婦、子ども、カフェインを避けたい人など

あじかん「GOVOCE ミルク」パッケージ表面
あじかん「GOVOCE ミルク」パッケージ表面

【原材料名】
植物油脂(国内製造)、砂糖、ごぼう粉末(ごぼう(国産))、フラクトオリゴ糖、水あめ、デキストリン/乳化剤、光沢剤、香料(一部に乳成分・大豆を含む)

【栄養成分表示 1袋(35g)あたり】
エネルギー:206kcal
たんぱく質:1.4g
脂質:14.9g
炭水化物:18.1g
糖質:16.0g
食物繊維:2.1g
食塩相当量:0.03g
ポリフェノール:126mg
フラクトオリゴ糖:871mg
カフェイン:0g

あじかん「GOVOCE ミルク」パッケージ裏面
あじかん「GOVOCE ミルク」パッケージ裏面

【販売店舗】
スーパーマーケット:ヤオコー、ヨークベニマル、マルエツ、北野エース、光洋、フジグループ(MV西日本、マルナカ)、フレスタ、丸久、イオン九州など

コンビニエンスストア:セブンイレブン(東京・神奈川)、ナチュラルローソン、NewDays、沖縄FMなど

※全店ではなく一部店舗のチェーンもあり

【オンライン】
自社通販サイト、モール通販サイト(Amazon、楽天市場)

■あじかん「GOVOCE ミルク」公式サイト

〈ごぼう由来のチョコ風スイーツ「GOVOCE」とは〉

あじかんは2023年、独自の特許製法で焙煎したごぼうを使用し、チョコレートのような口どけのスイーツ素材「MelBurd(メルバード)」を開発。これをもとに、カカオを一切使用せずにチョコレートのようななめらかさを再現したスイーツ『GOVOCE(ゴボーチェ)』を2024年に発売した。

2024年8月の自社通販での発売を皮切りに、11月からは店頭販売も開始。テレビ番組での紹介を機にSNSでも話題となり、2024年度には約2,000万円の販売実績を記録した。

当初はカカオショックを想定していなかったが、カカオの価格高騰を背景に、代替チョコレートとしても注目を集めたという。

あじかん「GOVOCE」
あじかん「GOVOCE」
媒体情報

食品産業新聞

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創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
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