「イオン イタリアフェア」開催、“まるでイタリア”直輸入商品など豊富に、史上最大規模の約1700店舗で展開
イオンは10月30日~11月3日の5日間(一部店舗では実施期間が異なる)、「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など、イオン史上最大規模となるグループ約20社、約1,700店舗にて「イオン イタリアフェア」を開催している。

開始日の10月30日に、埼玉県越谷レイクタウンの「イオンレイクタウンmori」で、開催記念セレモニーと取材会を開催した。セレモニーには、イオンリテール古澤康之社長と在日イタリア大使館関係者らも出席した。
「イオン イタリアンフェア」では、「イオンがまるでイタリア!」をコンセプトに、イタリア大使館貿易促進部後援のもと、イオンだからこそできる日本では取り扱いが限られる直輸入食品をはじめ、衣料品や暮らしの品、オリジナルのスイーツや惣菜など、 過去最多の最大約720品目を取り揃えた。
イオンリテールは2024年4月、イタリア貿易促進機構(本部ローマ市、 ITALIAN TRADE AGENCY)と同社グループとして初めて「GDOプロジェクト」を締結。「GDOプロジェクト」は、イタリア企業の海外進出を海外の大規模小売チェーンとの直接契約によって支援するイタリア政府による特別事業で、日本ではイタリア大使館貿易促進部により運営されている。
同社では、これを活用した食品部門の直輸入拡大に取り組み、イタリアで日常的に親しまれているお菓子や加工食品、ワインなどの直輸入商品を展開する。

昨年もグループ14社・約1040店舗で実施したが、今年はさらに拡大した。昨年も人気だった「MUTTI」社のトマト缶や、イタリア産デュラム小麦を使用した「Barilla」社のパスタ、それらを使用したオリジナル惣菜も発売する。

イタリア菓子では、1976年に南イタリア・マテーラで創業した「Laurieri(ラウリエリ)」を初めて発売。「レモン風味クッキー」「チョコチップクッキー」「クランベリークッキー」(各税込170円)と手ごろな価格もあり順調な売れ行きだという。

日本イタリア料理協会の名店シェフとのコラボ企画では、南青山「コルテジーア」の江部敏史氏が監修した、「MUTTI」のトマト缶と「Barilla」のパスタを使った自宅で簡単に楽しめるアレンジレシピを提案する。そのほか、麻布十番 「ピアット スズキ」の鈴木弥平シェフ監修の「パンナコッタ」(税込257円)は3種のバリエーションで展開する。
また、日本イタリア料理協会公認レストランへの招待券が抽選で当たるキャンペーンなど、同協会の名店との様々なコラボ企画も実施している。

さらに、旅行ガイドブック『地球の歩き方』と初コラボし、4つの注目都市の魅力やイタリアフェアで楽しめるグルメなど、旅のプロ目線で魅力を伝えるリーフレットを一部店舗で配布する。
イオンリテールMD本部商品戦略部の出口徹司部長は「『GDOプロジェクト』の一環でこちらのフェアを開催し、昨年も最も人気のイベントで集客につながった。開催時期は、2026年2月のオリンピック(ミラノ・コルティナ)や、クリスマスなどの行事の前のタイミングにした」と説明した。







