【モスバーガー】890円の「黒毛和牛のダブルチーズバーガー」発売、アボカドバーガーや栗のシェイクも登場 年末年始の“ご褒美需要”に

『モスの匠味たくみ』黒毛和牛のダブルチーズバーガー
『モスの匠味たくみ』黒毛和牛のダブルチーズバーガー

モスバーガーは11月12日、「『モスの匠味たくみ』黒毛和牛のダブルチーズバーガー」(税込890円)など冬の新メニューを発売する。

年末年始に高まる“ご褒美需要”に応えるメニューとして、バーガー2品とドリンク2品、サイドメニュー1品を取りそろえる。

〈販売ラインアップ(価格はすべて税込)〉

〈1〉黒毛和牛のダブルチーズバーガー(890円)
〈2〉アボカドバーガー(590円)
〈3〉ブロッコリーとじゃがいものポタージュ(380円)
〈4〉ぶどうとりんごのスパークリングサングリア〈ノンアルコール〉(Sサイズ290円~)
〈5〉まぜるシェイク 栗(Sサイズ350円~)

モスバーガー 冬の新商品
モスバーガー 冬の新商品

〈今年の黒毛和牛バーガーはパティを刷新〉

モスバーガーでは例年この時期に、贅沢感のあるメニューを展開してきた。一頭買いした黒毛和牛を使用したバーガーを販売するのは、今回で4年目となる。2024年は「一頭買い 黒毛和牛バーガー ~山わさび醤油仕立て~」(税込890円)を販売した。

モスフードサービス マーケティング部長の目黒広朗氏は、「12月は一年の中で消費支出が最も高い月。背景には、1年頑張った自分をねぎらう“ご褒美需要”があり、その傾向が年々強まっていると考えている」と話す。

モスフードサービス マーケティング部長の目黒広朗氏
モスフードサービス マーケティング部長の目黒広朗氏

今年の「『モスの匠味たくみ』黒毛和牛のダブルチーズバーガー」では、主役となるパティを刷新した。通常商品のパティよりも粗挽きの3.6mmとし、パティの枚数も1枚から2枚へと増やした。

食感にもこだわり、黒毛和牛のモモ肉を加えることで、例年より少し硬いパティに仕上げた。黒毛和牛は脂が多いため、パティが柔らかくなってしまい、食べた客から「少し柔らかい」との声があったという。大幅にリニューアルしたパティを引き立たせるため、今回はレタスやトマトといった野菜を挟んでいない。パティ2枚にチーズ2枚をあわせ、ソースも極力抑えたとする。

バンズもこの商品専用に開発した。通常商品のバンズよりも重量を増やし、表面に溶き卵を塗って仕上げた。「『モスの匠味たくみ』黒毛和牛のダブルチーズバーガー」の販売目標は150万食。数量限定のため、なくなり次第終了となる。

『モスの匠味たくみ』黒毛和牛のダブルチーズバーガー
『モスの匠味たくみ』黒毛和牛のダブルチーズバーガー

◆アボカドバーガー(590円)

2024年11月に発売した「新とびきりアボカド」(税込790円)をリニューアルしたもの。女性に人気のアボカドを使ったバーガーだが、去年の販売時には女性客から「ボリュームがありすぎる」との声があった。今回は60gのパティ(前回は100g)を使い、アボカドの量は変えずに仕上げた。ソースは、ケイジャンスパイスなどを効かせたマヨベースのソースとした。目標販売数は300万食。販売期間は2026年1月下旬まで。

モスバーガー「アボカドバーガー」
モスバーガー「アボカドバーガー」

◆ブロッコリーとじゃがいものポタージュ(380円)

国産ブロッコリーの茎に、じゃがいも、玉ねぎ、セロリ、ほうれん草、ショルダーベーコンを合わせた具沢山なスープ。ブロッコリーは一般的に房の部分が食されるが、食感を出すために、あえて茎のみを使用した。単品注文だけでなく、各セットに70円追加することで、セットメニューのドリンクとしても注文可能。

モスバーガー「ブロッコリーとじゃがいものポタージュ」
モスバーガー「ブロッコリーとじゃがいものポタージュ」

◆ぶどうとりんごのスパークリングサングリア〈ノンアルコール〉(S 290円、M 360円、L 430円)

ぶどうの濃縮果汁とりんご・洋梨の果肉を加えたオリジナルシロップに、ジンジャーエールを合わせた炭酸ドリンク。白いスパークリングサングリアをイメージしており、芳醇な香りが特徴のぶどう「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を使い、りんごと洋梨は果肉を残した。

ぶどうとりんごのスパークリングサングリア〈ノンアルコール〉
ぶどうとりんごのスパークリングサングリア〈ノンアルコール〉

◆まぜるシェイク 栗(S 350円、M 430円)

熊本県産の栗と茨城県笠間市産の栗を使ったソースに、「モスシェイク バニラ」を合わせたドリンク。栗ソースとバニラシェイクを混ぜ合わせながら味わう。

モスバーガー「まぜるシェイク 栗」
モスバーガー「まぜるシェイク 栗」
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昭和26年(1951年)3月1日
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