【直営店として日本初進出】シンガポール最大級の外食企業が手掛ける中華レストラン「パラダイスダイナスティ」京都四条にオープン

パラダイスダイナスティ「特製八色小籠包」
パラダイスダイナスティ「特製八色小籠包」

〈パラダイスダイナスティ直営日本1号店開業、10年で20店出店を計画〉

シンガポール最大級の外食企業であるパラダイスグループは11月15日、中華レストラン「パラダイスダイナスティ京都四条店」を開業する。10月よりプレオープンとして営業しており、このほどグランドオープンを迎える。

これまで、FCとして関東圏で出店した経緯はあったが、直営でのレストラン開業は今回が日本初となる。

メニューは調味料からすべて日本製のものを使って作られている
メニューは調味料からすべて日本製のものを使って作られている

同店の名物である「8色小籠包」は、カラフルな皮の色ごとに味の異なる餡が包まれており、それぞれ単品での注文も可能。フレーバーはオリジナル、フォアグラ、黒トリュフ、チーズ、蟹みそ、ガーリック、ピリ辛四川、キムチの8種となっている。同メニューは品質を保つための細やかなルールが設けられており、1つ25gの内皮は4・5g、餡は20・5g、つまんでいるヒダの数は18と決まっている。8色すべて天然の食材で色付けされ、見た目に反して優しい味わいに仕上げられており、注文者にはメニューを最大限に楽しむための「おすすめの食べ方」がレクチャーされる。

社内のナンバー2の点心長が作る8色小籠包
社内のナンバー2の点心長が作る8色小籠包

パラダイスグループの日本での責任者となっている刘為墉マネージングディレクターは「厨房の料理人はすべて10年以上本社で従事、修業したメンバーで構成している。中でも点心長は社内のナンバー2を日本に呼び、就任してもらった。日本初出店ということもあり、すべての料理を日本産の食材で作り、日本でも食べてもらいやすい味わいに調整した。今後26年には心斎橋に、10年以内には日本で20店に拡大していきたい」と話した。

パラダイスグループの日本での責任者となっている刘為墉マネージングディレクター
パラダイスグループの日本での責任者となっている刘為墉マネージングディレクター

【店舗概要】
▽所在地
京都市下京区奈良物町364中央四条ビル2階

▽営業時間
午前11時から午後10時(ラストオーダー21時)

▽席数
93席

▽店舗面積
約301平方メートル

▽定休日
なし

▽単価
ランチ2000円、ディナー3000円(ドリンクは含まない)

点心二種盛り(大根パイと焼きチャーシューパイ)
甘辛豚肉の細切り炒めクレープ包み
甘辛豚肉の細切り炒めクレープ包み
媒体情報

食品産業新聞

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創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
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